食べ物を食べるのはベースとして大好きなのですが、
好きな食べ物を熱く語っている番組を見たり、インスタで美味しそうな飲食店のまとめとか見るのも好き。
食べ物にまつわる読み物を読むのもまたいいですよね…。
本の紹介
「おやつが好き お土産つき」はどんな本?
今回取り上げる坂木司さんの「おやつが好き お土産つき」という本は、
- 銀座にあるお菓子屋のおやつのレポエッセイ集
- 元々は銀座百点というお店で配られるフリーペーパーの中で連載されていたもの
- 感想とそのおやつにまつわる豆知識を中心に、筆者の思い出などが描かれている
- 1編5ページ程度で、ちょっとした空き時間に読むのにぴったり
心が疲れている時も読める優しい本です。
「ほんタメ」あかりんの紹介本
よく見ているYouTubeの「ほんタメ」に出演しているあかりん(齋藤明里さん)が紹介していて、
これは〜〜〜〜〜〜〜読みたい〜〜〜〜〜〜〜〜。
となって購入しました。(あかりんも、食べ物にまつわるお話が好きな方)
ちなみに、私が視聴した動画はこちらです。
「ほんタメ」さん、本好きの方にも本を読みたい方にもオススメできるチャンネルです。
この本の魅力1:やさしい語り口
この本の魅力の一つが、坂木さんの語り口の柔らかさ。
食べたおやつをニコニコ語ってくれているような、
そんな親しみやすさを感じます。
“今は刺激が少ないほのぼのとした文章が読みたい”時ってあるじゃないですか。
そう言う時にこの本を読むと、ホッとした気持ちになれます。
この本の魅力2:おやつの描写と、食べる時の表現力
さすがベストセラー作家さんのエッセイ集だなぁと思うのが、その表現力です。
おやつを「食べられるアートギャラリー」と表現されていたり、
包みを「まるで知り合いのお母さんが「クッキー焼いたわよ」ってくれたときみたい。」と表現されていたりします。
思わず、ふふふ。分かるかも。と思いながら読んでしまう。
おやつの食感の表現として出てくる、
“ぱりかり”も、“しゃくぱしゃ”も、“とろん”も食べたい欲を掻き立てられます。
この表現たち、とてもあたたかくて好きなんです。
この本の魅力3:銀座に足を運べば、本の中のおやつが食べられる
やっぱり読んでいると、書かれているおやつを食べたくなっちゃう。
その本の魅力は、銀座に足を運べばそのおやつが買えちゃう点。
作者と同じ、幸せな体験ができます。
銀座に出かける日は少ないのですが、
出かけた日はこの本を片手に、登場するおやつをちょこちょこ買って味わっています。
そしてやはり銀座のおやつ。どれも魅力的で、手土産にもぴったりなものもあり。
いつか大切な友人の家にお呼ばれした時に持っていくんや…。
と思いながら、自分のお腹に収めています笑
食べた数としてはまだまだ少ないのですが、どうせなら記録として残しておきたい。
中には閉店してしまっているお店もあり、全制覇できないのが惜しいのですが、
食べられる限り食べていこうと思っています。
『おやつが好き お土産つき』に登場するおやつや、実際に食べた感想を随時更新中です。気になる方はこちらからご覧ください。
→ 『おやつが好き お土産つき』に出てくるおやつの実食レビューはこちら
本に出てくるお菓子のリスト&紹介
リストは下記です。別記事で取り上げているおやつはオレンジ色にしています。
📚 本に登場するおやつ(全34種) — クリックで表示/非表示
銀座百点 749〜769号
続おやつが好き 774〜786号
※本リストは書籍『おやつが好き』に登場するお菓子一覧です。
まとめ:この本を読むと「おやつの時間」がもっと楽しくなる
坂木さんの書かれる文章は、優しくてとても表現豊かです。
おやつを食べる時、自分ならどんな表現をするのだろう?とか
このおやつは、こんなエピソードとこんな食感で表現されていたな〜、
と視点が増えて、嬉しい気持ちが増えました。
1編5ページ程度なのと、全部読んでも219ページなので
少しでも気になった方は、手に取ってみてください。
そして、いいおやつライフをお楽しみください〜!
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